◎コラーゲン
コラーゲンの役割は、「美肌効果」です。
それくらい「美しくなりたい女性のためのサプリメント」といった感じの商品が続々と発売されています。
錠剤やドリンクタイプなどサプリメントの形もいろいろですが、マシュマロなどのお菓子にも「肌に良いコラーゲンが含まれています」などと書かれ、広くコラーゲンが話題になっています。
さて、そんな広く名前を知られたコラーゲンですが、私たちのからだの中ではどのように存在しているのでしょうか。
美肌のイメージから、肌の弾力を保つぷりぷりした組織のように思われますが、実はコラーゲンはからだの全タンパク質の3分の1を占め、皮膚や骨などあらゆる部分に分布しています。
皮膚ではやわらかさと弾力が求められるので線維のような形で存在し、腱では強い力で引っ張られることが多いためロープのように、とそれぞれの部位に合った形で存在します。
また、コラーゲンは骨にも存在する成分であるため、骨量を増やし、骨密度を上げる効果も期待されます。
肌を健康に保つ作用のほかに、軟骨の弾力性を維持する役割もあります。
このことから関節の痛みをやわらげるのに効果があると期待されていますが、まだ研究段階ということで今後の成果が待たれます。
コラーゲンのサプリメントなどは主に動物の皮や骨を原料として作られます。
2型コラーゲンと呼ばれるサプリメントでは、にわとりのとさかが用いられます。
そのため豚や牛などにアレルギーがある場合、摂取は控えた方がよいでしょう。
最近ではマリンコラーゲンなどと呼ばれる魚の皮や骨を原料とした商品も出ています。
◎イソフラボン
畑のお肉とも呼ばれる大豆、健康によい食材であることは知られています。
大豆の成分ではイソフラボンが有名ですが、これは女性ホルモンとよく似た構造です。
そのため、更年期にみられるのぼせやほてり、いらいら、気分の波、発汗などの症状を和らげる効果があります。
女性ホルモンには気持ちを落ち着かせたり骨を丈夫にしたり、皮膚のうるおいを保つなどの働きがあり、女性ホルモンと似た構造を持つイソフラボンにも同様の作用があるのでは、と期待されています。
そのため、イソフラボンを摂るべく、毎日せっせと大豆製品を食べている人もいます。
豆腐に納豆、豆乳にテンペ・・・
テンペとは煮た大豆をテンペ菌(白カビの一種)で発酵させたもので、インドネシアの伝統食です。
大豆を発酵させると聞くと、納豆を思い浮かべますが、テンペはにおいや粘りはほとんどなく、いろいろな調理法で食べられます。
健康食品への関心が社会的に高まったこともあり、スーパーなどにも置いてあります。
これら豆乳や納豆などの大豆製品は、良質なタンパク源というだけでなく、最近ではイソフラボンを含む食品として取り上げられています。
しかし実際は食品に含まれているイソフラボンは、からだに吸収されにくい形をしているものが多いのも事実で、効率よく吸収させるという目的であればサプリメントを利用するのもひとつの方法です。
ただしイソフラボンのサプリメントに関しては、小児と妊婦・授乳中の人は摂取してはいけません。