◎αリポ酸
時代のサプリメントブームに乗って広く知られるようになったαリポ酸。
実際のところ、αリポ酸を飲むことによって人の体重が減るかどうかはまだまだ科学的な検証が必要です。
αリポ酸などのサプリメントはあくまでも手助けであることを忘れず、適度な運動や食生活の見直しを行なった上で摂取することが大切です。
αリポ酸の体内での働きは、細胞内でエネルギーが作られるときに補酵素として働くことです。
食事から摂取した炭水化物がエネルギーに変わるときに不可欠な成分です。
αリポ酸は体内でも作られますが、年齢を重ねるにつれ、その量は減ってきます。
これが中年太りの原因だという声もありますが、実際には中年太りにはさまざまな原因がからんでいますので、αリポ酸だけで肥満を解消するのは難しいのです。
αリポ酸にはもうひとつ、注目されている作用があります。
それは抗酸化作用で、ビタミンCなどの他の抗酸化作用を持つ物質よりも強力な抗酸化力があることです。
活性酸素の働きを抑えることから老化を遅らせ、脂肪の酸化を抑えることから動脈硬化を予防する効果もあるという意見もあります。
このようにαリポ酸のサプリメントには未知なるさまざまな可能性が秘められています。
◎クエン酸
クエン酸と聞いただけで口の中に唾液がじわーっと溜まってきそうな感じがします。
クエン酸はレモンや梅干し、酢などに含まれる成分で、さわやかな酸味が特徴です。
私たちのからだの中でのクエン酸のおもな働きは、疲労回復、疲労予防です。
体内でエネルギーを生産し、老廃物を燃やす過程でクエン酸は中心的な役割を果たしています。
その過程が正常に機能していれば、疲労物質とも言われる乳酸が体内にたまりにくくなり、体内のブドウ糖を効率よく燃焼させることができます。
またクエン酸は鉄や亜鉛、カルシウムなどの金属とくっつくと水に溶けやすくなり、ミネラルの吸収を高めます。
小魚の南蛮漬けでは魚のカルシウム+酢のクエン酸が一緒になることでカルシウムの吸収をよくなる、など普段の食生活の中でも活用されています。
クエン酸は水に溶けやすい性質なので、熱には弱いので調理の際には気をつけましょう。
またクエン酸は弱酸性を示すため、食用だけでなく掃除にもよく使われています。
ポットの洗浄などに有効で、満水にしたポットにクエン酸を50gほど加えて1時間通電し、あとは軽く洗い流せばOKです。
製菓材料やサプリメントに含まれるクエン酸も、掃除に使うクエン酸も基本的には同じものですが、サプリメントには甘味料やその他の栄養素が入っている場合もあるので、掃除に使うときはサプリメントのクエン酸は使わない方がいいでしょう。
掃除には日本薬局方クエン酸がいいようです。